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コントラバス奏者のためのスケール・スタディ 創造的で一貫性のある演奏のために 第I巻 親指ポジションの基本的な運指とその応用
¥3,960
『コントラバス奏者のためのスケール・スタディ 創造的で一貫性のある演奏のために 第II巻 親指ポジションの基本的な運指とその応用』 クラシック奏者からジャズ・プレイヤーまで、現代のコントラバス奏者に必要な基本的な知識や技能のうち、スケール・スタディとその運指についてまとめた1冊。全45ページ。 第II巻では、親指ポジションにおけるメジャー・スケール、メロディック・マイナー・スケールとスケールのフラグメント(断片)、その3度から6度までのインターバル、6度と7度の練習、分散和音について学びます。 以下に、本書「はじめに」の全文を掲げます。ご購入の判断の参考になさってください。 コントラバスの親指ポジションの運指を扱う本書のねらいは2つあります。 ひとつは、親指ポジションにおいてもスケール・スタディをさまざまな角度から練習することです。 そして、もうひとつ親指ポジションにおいて実践的かつ創造的な運指を、合理的で一貫性のある方法で習得することです。 本書には、コントラバスの高音域において、クリアな音色かつ正確なイントネーション(ピッチ)でより速いパッセージを確実に演奏するために必要な練習をできるだけ体系的にまとめました。 コントラバスの親指ポジションにおける運指システムにはいくつかの考え方があるのですが、本書ではHein Van de Geyn氏が Comprehensive Bass Method For Jazz Players(全2巻)で提唱する方法を採用しています。すなわち、親指ポジションにおいても原則として第1指、第2指、第3指を常に半音に保つ運指法です。ただし、親指と第1指の間は全音または半音とすることで機動性も確保しています。 私ははじめ、この運指法に半信半疑でした。第1指と第2指、あるいは第2指と第3指の間を全音とすることも認める運指法と比べて機動力が大きく劣るのではないかと考えたからです。ところが、数年間、試しにいくつかのエチュードや独奏曲をこの運指法で弾いてみたところ機動力が大きく劣ることはないことを実感し、以来、一貫してこの運指法で演奏活動をしています。皆さんも、本書の最初の数ページに取り組むことで、本書の運指法が機動的に劣るものではないことを確信されることと思います。12のメジャー・スケールのうち9つを、ポジション移動なしで演奏することができるのですから。 この運指法を採用することで第1指から第3指を常に半音に保つことで指の形が安定します。その結果として(1)イントネーションが安定する、(2)音色がクリアになる、(3)弦を押さえ損ないにくくなる、(4)運指に迷いが生じない、というようなメリットが生まれます。 なお、原則には例外があります。 6度と7度の練習は、Hans Frybaの組曲(Suite im alten Stil)の 1. Prélude からインスピレーションを得たのですが、ここでは親指ポジションの拡張を学びます。もっとも拡張されるのは第1指と親指の間ですが。 また、4度の練習では、同じポジションの1つの「フレット」で第2指と第3指を配置する特殊な運指法を採用しました。この運指法はトライアドの練習でも活用されます。実際の曲を演奏する際にもこの動きを活用する機会は少なくないでしょう。 運指の原則を守りつつ、このような柔軟性を生かすことができるのも、この楽器の親指ポジションの非常に興味深いところであり、表現の可能性を感じます。 さて、この楽器の親指ポジションにおける音色は、低音域と比べて痩せがちです。特にアルコと比べてジャズのようなピッツィカートでこの傾向が顕著になるでしょう。 高音域においてクリアな音色で演奏するためには、低音域と同様に第1指から第3指の関節をできるだけ曲げて指のアーチをしっかりつくって、弦を指板に対して垂直に押さえることが重要だと考えます。同時に左手全体が指板に対してできるだけ垂直に近い角度でアプローチするとイントネーションも安定します。 また、私の研究から、親指ポジションにおいて親指の関節を反らせないことが重要であることがわかりました。試しに親指を反らせた状態とやや曲げた状態で、その他の指(第1指〜第3指)をランダムに素早く動かしてみましょう。どちらがより速くスムーズに動かすことができますか。 本書がコントラバスの高音域における皆様の表現力向上の一助になれば、それほど嬉しいことはありません。
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コントラバス奏者のためのスケール・スタディ 創造的で一貫性のある演奏のために 第I巻 低音ポジションにおける基本的な運指
¥3,960
『コントラバス奏者のためのスケール・スタディ 創造的で一貫性のある演奏のために 第I巻 低音ポジションにおける基本的な運指』 クラシック奏者からジャズ・プレイヤーまで、現代のコントラバス奏者に必要な基本的な知識や技能のうち、スケール・スタディとその運指についてまとめた1冊。全74ページ。 第I巻では、もっとも基本的な低音ポジションにおける各種スケールと、メジャー・スケール、メロディック・マイナー・スケールとそのインターバル、フラグメント(断片)、分散和音について学びます。 以下は、本書「はじめに」の全文です。ご購入の判断の参考になさってください、 本書のねらいは2つあります。 ひとつは、スケール・スタディです。スケールを様々な角度から練習することで、直観的な演奏力を養います。 そしてもうひとつは、コントラバスの実践的かつ創造的な運指の習得です。合理的で一貫性のある運指は、演奏の質をあげる(すなわち、音色をよりクリアにし、正確なイントネーション(ピッチ)で演奏する)上でも、また、速いパッセージを演奏する上でも強力な武器になります。 すべてのメロディライン、ベースライン、あるいは内声の動きは、同じ音(完全1度)と、2度から概ね8度(オクターブ)までの跳躍の連続と考えることができます。したがって、2度音程の連続であるスケールと、スケールにおける3度から8度のインターバルをしっかり習得することが重要です。コントラバスの運指で重要な、左指の配置と上げ下げ、シフティング、移弦、いわゆる「準備」などの基本的なスキルとともに、耳、身体感覚、筋肉、脳のすべてをバランスよく使って学ぶことが重要です。 私は、コントラバスの指板の使い方をおおまかに(I)低音ポジション中心、(II)親指ポジション、(III)ネックの付け根付近のポジション中心の3つに分類しています。それぞれ、第I巻(本書)から第III巻としてまとめる予定ですが、本書で扱う低音ポジション中心の運指は、この楽器のもっとも基礎となるものとして位置づけられます。 エチュードは上行形と下行形から成り立っています。そして、下行形は原則として上行形の完全な折り返し(対称形)にとしていますが、さらに重要なのは、下行形の運指もまた上行形とまったく共通になっていることです。また、実践的に2つ以上の運指の可能性があるような場合であっても、あえて両論併記をせず、1つの運指法のみを示しました。一貫性のある運指こそが、直観的でぶれのない実践的な演奏にとって意義を持つと考えるからです。運指の一瞬の迷いが演奏の遅れにつながる可能性がありますが、これを避けるためには、少なくとも本書のような基礎的なスケール・スタディでは1つの運指方法で練習することが望ましいと私は考えています。 本書は、「基本的なスケール」「メジャー・スケールの練習」「メロディック・マイナー・スケールの練習」の3つの部分から成り立っています。最初に、基本的なスケールを1オクターブ分学んだら、「メジャー・スケールの練習」をしっかりマスターしましょう。特に、「メジャー・スケールの8度(オクターブ)」までは、はじめてコントラバスを手にしてから数年以内にしっかり習得されることをおすすめします。 「メロディック・マイナー・スケールの練習」は、「メジャー・スケールの練習」を済ませてからで構いません。特に必要を感じなければ飛ばしても、後回しにしても構いません。また、復習、あるいは再入門する際、メジャー・スケールでは退屈するような場合には、「メジャー・スケールの練習」に代えてこちらから取り組むという方法もあります。 クラシックのプレイヤーのなかには、メロディック・マイナー・スケールの下行形が、上行形と同じことに疑問や抵抗を感じる方もいるかも知れません。しかし、ジャズに限らず、こんにちにおいてメロディック・マイナー・スケールの下行形が上行形と同じ音を使うケースもあるほか、メロディック・マイナー・スケールや、それ由来のスケールが、短調以外のさまざまな音楽的文脈で使われていることから、現代に生きる奏者にとって、このスケールの下行形を上行形と同じ音使いで演奏することも重要だと考えます。 また、ジャズのような即興音楽を真剣に取り組むベース奏者は、ドリアン、フリジアンのようなメジャー・キー由来の各モードや、ミクソリディアン\Sharp 4やオルタード・スケールのようなメロディック・マイナー由来の各モードについても同様の練習をしてみましょう。基礎的なスキルを維持しつつ、スケールに対する理解と直観力を養うことができるでしょう。
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ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション(pdf)
¥2,980
ジャズのハーモニー(理論)、特にコードとスケールとファンクション(機能)について、豊富な実例を挙げながら演奏者の立場で解説。実践的な内容になっています。 THE WIZジャズ・ワークショップの配布資料を加筆・訂正したもの。したがって、4ページごとにひとつのトピックとなっているので、学習しやすくなっています。 全92ページのため、ジャズ・ハーモニーの隅々まで扱うわけではないが、基本的な考え方を実例に即しつつ本質的に学べるように工夫をしています。 ■2021年3月23日 「はじめに」(2ページ目)と、プロフィール・奥付のページ(92ページ)を一部変更しました。本文の変更はありません。
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「1 予備知識」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「1 予備知識」です。 少しずつ学びたい方に。
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「2 コードの基本」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「2 コードの基本」です。 少しずつ学びたい方に。
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「3 ダイアトニック・コード」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「3 ダイアトニック・コード」です。 少しずつ学びたい方に。
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「4 ファンクション」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「4 ファンクション」です。 少しずつ学びたい方に。
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「5 曲におけるファンクションの実際」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「5 曲におけるファンクションの実際」です。 少しずつ学びたい方に。
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「6 ドミナント・セブンス・コードのはたらき」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「6 ドミナント・セブンス・コードのはたらき」です。 少しずつ学びたい方に。
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「7 トニック・ディミニッシュ」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「7 トニック・ディミニッシュ」です。 少しずつ学びたい方に。
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「8 リレイティブ・コードとして後置されるドミナント・セブンス・コード」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「8 リレイティブ・コードとして後置されるドミナント・セブンス・コード」です。 少しずつ学びたい方に。
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「9 コード/スケール理論とは」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「9 コード/スケール理論とは」です。 少しずつ学びたい方に。
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「10 トニックにおけるスケール」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「10 トニックにおけるスケール」です。 少しずつ学びたい方に。
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「11 サブドミナントにおけるスケール」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「11 サブドミナントにおけるスケール」です。 少しずつ学びたい方に。
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「12 メジャー・キーにおけるドミナントとスケール」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「12 メジャー・キーにおけるドミナントとスケール」です。 少しずつ学びたい方に。
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「13 マイナー・キーにおけるドミナントとスケール」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「13 マイナー・キーにおけるドミナントとスケール」です。 少しずつ学びたい方に。
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「14 ドミナント・セブンス・コードに対応するスケール」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「14 ドミナント・セブンス・コードに対応するスケール」です。 少しずつ学びたい方に。
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「15 ドミナント・セブンス・コードのスケールとキー( 1 )」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「11 15 ドミナント・セブンス・コードのスケールとキー( 1 )」です。 少しずつ学びたい方に。
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「16 ドミナント・セブンス・コードのスケールとキー( 2 )」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「16 ドミナント・セブンス・コードのスケールとキー( 2 )」です。 少しずつ学びたい方に。
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「17 ドミナント・セブンス・コードのスケールとキー( 3 )」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「17 ドミナント・セブンス・コードのスケールとキー( 3 )」です。 少しずつ学びたい方に。
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「18 さまざまなメジャー・コードとマイナー・コード」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「18 さまざまなメジャー・コードとマイナー・コード」です。 少しずつ学びたい方に。
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「19 さまざまなハーフディミニッシュ・コード」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「19 さまざまなハーフディミニッシュ・コード」です。 少しずつ学びたい方に。
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「20 ブルース」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥300
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「20 ブルース」です。 少しずつ学びたい方に。
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「21 一時的な転調」(全21のうち)『ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション』より(pdf)
¥250
ジャズ・ハーモニー入門 コード・スケール・ファンクション 全21章のうちの「21 一時的な転調」と「おわりに」です。 少しずつ学びたい方に。